2021-05-07 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
これは馬場園先生という方の資料でございますが、これは、二割負担導入時、過去の例で、ほかの年代で二割負担が入ったときのことですけれども、二割負担導入時には標準報酬の低い組合の外来や歯科の受診率が低く、受診日数が長くなっている傾向が認められ、重症化してから受診している可能性があることが示唆されたと。 そして十九ページ目。
これは馬場園先生という方の資料でございますが、これは、二割負担導入時、過去の例で、ほかの年代で二割負担が入ったときのことですけれども、二割負担導入時には標準報酬の低い組合の外来や歯科の受診率が低く、受診日数が長くなっている傾向が認められ、重症化してから受診している可能性があることが示唆されたと。 そして十九ページ目。
馬場園先生の場合は、定量的ではなく定性的な研究であるということ。それから、古村、別所先生は、評価は、関係なかったというような、そういうような結論もございます。 いろんな調査があって、結果的には、なかなか、この調査をやれば、結果、健康に影響があったかどうかというものが明白に分かるというような、そういうようなものがない。
四つ目が馬場園先生の、自己負担増による慢性疾患の受診への影響として、高齢者には一割負担でも影響があることは明らかになった。これも私が紹介した論文です。糖尿病でいえば八・六%、高血圧症で四・四%、受診中断が起きたと。 五番目が古村先生ですね。
そこで、今日は、九州大学の馬場園先生の論文、医療サービスの受診保障と患者自己負担増を紹介したいと思います。 これはちょっと抜粋ですけれども、資料の六ページ目のところにあるんですけれども、老人保健制度への定率負担導入の影響を紹介するということで、二〇〇一年に老人保健制度に導入された一割負担の影響を福岡県のある健保組合で見たものです。